Our Concept
HOBO、ホーボーとは19世紀末の不況の時代にアメリカ各地を放浪して回った人たちのことを言います。ちょうど大陸を横断する鉄道が敷かれた頃だったので彼等は列車に無賃乗車して
アメリカ中を転々とし、権力に反発しながら自由な生き方を貫きました。
1960年代になると、そんな彼らの行動が賛美されはじめ、ジャック・ケルアックの「路上」などの文学にも登場するようになり、「真夜中のカウボーイ」「イージーライダー」などの70年代のアメリカン・ニューシネマにも影響を与えました。
音楽的にも実際にホーボー達が歌っていた「ホーボーソング」はやがてフォークソングと同化し大衆に浸透していきます。ウッディ・ガスリーやボブ・ディランなどの作品にも「ホーボー」を題材にしたものが沢山あります。
HOBO RECORD CAFÉ は、こうしたホーボー達の自由な精神をリスペクトしながら、彼等に影響を受けたミュージシャンが作り出した音楽、具体的にはアメリカのフォークやロックを聴きながらコーヒーやお酒を味わっていただく空間です。
コーヒーは逗子の「プフランツェン」さんから届けていただいてます。いろいろと吟味して
エチオピアのシダモとブラジルのサントスをブレンドした豆になりました。深い味わいと、
ほんのりとした甘みをお愉しみください。
お酒は、ミラー、バドワイザー、コロナなどアメリカのビールを揃えました。ウイスキーも
バーボンが中心です。ジントニックやマルガリータなどのカクテルも少しづつ充実させていく
つもりです。
また、FOODとしてアメリカンなホットドック、TEXAS DOGを用意しています。ホーボー達が野外で食べたであろう「チリ・コン・カン」をたっぷりかけたホットドックです。「チリ・
コン・カン」とは挽肉と豆をトマトで煮込んだカウボーイ料理です。
店内に足を踏み入れた瞬間から日常とはちょっと違うアメリカンな空気を感じていただけたら嬉しい限りです。
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Hobo's Lullaby
Go to sleep, you weary hobo.
Watch the towns go drifting by.
Can't you hear the rails a-singin'?
That's the hobo's lullaby.
Don't you worry about tomorrow.
Let tomorrows come and go.
Tonight you've got a nice, warm boxcar,
free from all the wind and snow.
I know the police cause you trouble.
They cause trouble everywhere,
But when you die and go to heaven,
there'll be no policemen there.
Can't you hear the rails a-singin'?
oh , That's the hobo's lullaby
Written by Goebel Reeves @ Fall River Music 1961.